高崎水道工事業協同組合
水青会第50代会長 松本 竜明
会員相互の親睦とリーダーになるために必要な人格と能力の改善向上を図るため、そして管工事業界と地域社会の発展に寄与することを目的とし、49年前に発足した歴史ある水青会の会長を拝命し、早くも一年が経過しました。この一年間ひとつひとつの事業が滞りなく行えたのは関係者の皆様方の多大なるご支援、ご協力が在ったからこそだと感じております。本当にありがとうございました。
昨今、新型コロナウイルスが終息をみせてきた矢先にロシアのウクライナ侵攻が始まり、歴史的な円安、そこから急速な物価高騰が始まり今もなお、終息の兆しは見えておりません。水道業界も多分に漏れず、資材や人件費等経費の高騰に歯止めがかからず私たちの経営状況を苦しめ続けています。そんな中2024年1月1日に能登半島で最大震度7の地震が発生いたしました。建物の倒壊や津波等甚大な被害をもたらすものでした。そして断水が被災地を悩ますといった内容の報道は震災後も暫くの間続きました。
ライフラインのひとつを担う水道事業がいかに重要な位置づけにあるかを再認識いたしました。『水は生命の源』その『水』を生業とする私たちの事業に誇りを持ち、責任感と使命感を持って今後も取り組んで参りたいと思います。
今年度で発足50年を迎える水青会ですが、諸先輩方が培ってきた伝統を守りながら、さらに発展できるよう尽力し、業界関係者や地域社会に貢献していければと思っております。
微力ではございますが精一杯精進していく所存でございますので何卒、皆様方の更なるご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。